ジークンドー、フェイクとフェイント

 FACEBOOKのチャイナタウンジークンドーの記事で面白いものが
ありましたので、紹介をしておきます。アメリカにはたくさんのジークンドーの団体があり、ブルースリーがシアトル、オークランド、ロスとそれぞれの時代に道場を構えていた時のお弟子さんたちがそれぞれのスタンスでジークンドーを教えています。チャイナタウンジークンドーはそのうちの一つです。
記事の内容は、「フェイクとフェイントの違い」についてです。
 チャイナタウンジークンドーのティムタケット先生の説明によれば、
フェイクとは、目や肩や腰の動きなどで自分が攻撃をしたい方向と逆の方向に相手を導くもの。フェイントとは相手を混乱させるためにわざと行う攻撃で、フェイントを行うときにはキックであれ、パンチであれ本当の攻撃と同じ動きでなければならない。
 極簡単に訳するとこういう事が書いてありました。

 たしかに、ミタチアカデミーでも上記のようなフェイクとフェイントの練習をした覚えがあります。肩を落としてボディにパンチを入れるフェイクを入れたあとに顔面への裏拳を入れたり、相手の顔面にストレートパンチを打って、相手がパリーで避けたらそこからボディへパンチを入れたり。

 本当の攻撃に至るまでのプロセスとしてフェイクやフェイントを活用するわけですね。特にジークンドーにおけるフェイントというのは特徴的なものなのではないかと思います。他の格闘技をやっている方もこの部分はとても参考になるのではないかと思います。


ミタチアカデミー
http://mitachiacademy.com/

ミタチアカデミーの練習風景

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